ナレッジ  » 週刊 戦略調達 vol.89 2010.12.21

【週刊 戦略調達 vol.89 2010.12.21】
モノづくりは日本だけのお家芸ではない-鬼怒川ゴム工業

【今週のトピックス】

モノづくりは日本のお家芸とよく言われる。しかし、油断していると足元
をすくわれる。鬼怒川ゴム工業の中国工場の話を聞くと、そんな思いにな
る。

「中国広州市の鬼怒川ゴム工業の工場には、自動車F1レースのピット作業
さながらの工程がある。合図と同時に機械に5人が素早くかけ寄り、各人
が無駄なく役割をこなし、パッと作業を終える。

日本の工場をまね、2人でしていた作業を細分化して5人で一気に交換する
方法に変えた。20分かかっていた交換時間は5分になり、交換時の廃棄樹
脂量も4分の1に減った。この工程では1日4回の交換が必要で、工場全体の
生産性が高まった。(参考:2010年12月3日 日本経済新聞 15面)」

別の鬼怒川ゴム工業の中国福州市の工場では、製品加工から梱包、検査ま
で行う多能工によるセル生産方式が導入されている。これにより、ライン
生産よりも少人数で済み、無駄な在庫も減ったという。

これまで中国での製造工程は、人件費の安さを頼みにしたものが主流であ
った。不良が発生すれば、工程改善ではなく、検査工程に人を張り付け不
良をはじく方法で対処するといった方法だ。これでは、仕損は減らないが、
それでもトータルでは日本よりも製造コストが安くすんだ。

しかし、経済成長に伴い、人件費は上昇する。中国の人件費も上がってき
ている。資源高や環境経営が求められる中で、仕損で無駄になる材料も無
視できない。リワークで再利用するといっても、やはり、一連の工程は無
駄だ。厳しいグローバル競争の中で、こんな無駄をいつまでも続けられる
訳がない。そろそろ中国でも工程改善が求められる時期に来ているのかも
しれない。

「『新興国の工場も、先進国の工場と同じレベルで競わせる。』日産自出
身で生産技術のスペシャリスト、関山定男社長は力を込める。実際『生産
時の廃却比率など一部指標は、中国工場の方が日本より良くなってきた』
(堀正彦執行役員)」

鬼怒川ゴム工業の各工場の事例からは、中国でもマネジメントをしっかり
すれば、日本並みいやそれ以上の生産性を達成できるということが見て取
れる。

「お家芸」という言葉に甘んじることなく、更に製造効率を追求するか、
海外の安価な人件費を取り込みながら、グローバル最適地生産を追求して
いかなければ、その保持は難しい。

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【ソーシングリーダーとプロジェクトスタッフを募集!】

弊社で以下の2つのポジションの募集を開始します。
    
■ ソーシングリーダー
・プロジェクトマネージャーの下、調達・購買業務のアウトソーシング、
関連システムの導入、コンサルティングのサブタスク、サブプロジェクト
のマネジメント
・Microsoft Office (Excel, PowerPoint, Word必須, Access, Project尚
可)に習熟、マクロ、VBAが使えれば尚可
・待遇:年俸制 ~750万円、能力に応じ相談

詳細は⇒ http://www.samuraisourcing.com/recruit/sl.html

■ プロジェクトスタッフ
・調達・購買業務改善プロジェクトや営業活動のメンバーとしてプロジェ
クトリーダーのサポート
・Microsoft Office (Excel, PowerPoint, Word必須, Access, Project尚
可)に習熟、マクロ、VBAが使えれば尚可
・待遇:年俸制 ~450万円、能力に応じ相談

詳細は⇒ http://www.samuraisourcing.com/recruit/ps.html

これまでの調達・購買とは異なるもう一つ高いレベルの業務を共に実現し
ていきましょう。
   
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【2010年ストラテジックソーシングベンチマーキング継続調査】

弊社では、調達・購買業務のあるべき姿と日本の現状、各社様の状況を明
らかにするストラテジックソーシングスコアカードを活用したベンチマー
キング調査を継続的に行っています。

当調査は日本の調達業務の礎づくりという観点から、無料にて実施してい
ます。調査にご協力頂いた方には、漏れなく2010年春に実施した調査・分
析結果をまとめた「2010年ストラテジックソーシングベンチマーキング調
査報告書」ならびに次回更新版(2011年春実施予定)を差し上げます。

調達業務のあるべき姿、他社との比較の中での貴社の現状、今後の改善点
を把握する上で、参考になる情報を提供できるかと存じますので、より多
くの方々にご協力賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

当調査の詳細と継続調査への参加申し込みについては
http://www.samuraisourcing.com/service/benchmark/ をご覧下さい。
   
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【株式会社 戦略調達からの他の情報提供のご案内】

※弊社からの情報提供は、調達・購買・物流関連業務に携わっている方向
けに行っているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、コンサ
ルティング業やソリューション提供業の方の申し込みについてはお断りさ
せて頂きます。ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

■「購買プロフェッショナルマネジメント企業から見た購買の方向性」講演
資料公開中

当資料では、間接材、本社購買、総務購買、販売管理費品目を中心とした
購買業務の方向性と、日本企業のこれらの購買業務の現状、今後の取組の
具体的な方向性についてご紹介しています。

間接材の購買を担当されている方は是非ご覧下さい。まだ、弊社のweb会
員でない方は、これを機に是非ご登録頂ければと存じます。

既に弊社web会員様で講演資料をご覧になりたい方はこちら⇒
http://www.samuraisourcing.com/member/pdf/100827_ssi_Biznet.pdf

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 調達・購買コスト削減?」セミナーテキストを無料配布】

弊社では、先般開催し、高い評価を頂いた「どこから始める調達・購買コ
スト削減?」セミナーテキストを無料配布しています。

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セミナーテキストの申し込みは、タイトルを「どこから始める調達・購買
コスト削減セミナーテキスト希望」として、

    * お名前
    * 会社名
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    * お勤め先メールアドレス
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をご記入の上、ms1@samuraisourcing.com 宛に、もしくはこのメールの返
信にてお申し込み下さい。

■調達・購買から始める環境経営、環境調達.com
弊社では、喫緊の課題である環境問題に調達・購買活動から貢献すべく、
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プライヤの紹介など、企業の調達・購買活動からできる環境経営に関する
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環境調達.comはこちら⇒ http://samuraisourcing.com/knowledge/green/

環境調達.comの開設に合わせて、毎週木曜日+都度、環境調達.comの新着
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伺い、適したポジションの募集が生じた場合に、優先的にご登録頂いた方
へ働きかけるものです。

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としたディスカッションセッションなどへのご招待といったメリットがあ
りますので、是非ご登録をお願いします。詳細はこちら⇒
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【弊社のお勧め】

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バイヤーキャリア15年、中国調達7年の産機部品バイヤーのZhenさんの中国
調達実践論。その視点は、中国調達だけでなく、すべての調達に通じます。
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【編集後記】

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

サプライヤはお客様によって鍛えられます。日本企業が中国企業に高い品
質を求めることにより、日本企業と付き合いのあるサプライヤの製造技術
は高まっています。この流れを避けることはできないでしょう。

この前提に立って、私達の進むべき道を考えていかなければなりません。
(山本)

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【週刊 戦略調達】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
 www.samuraisourcing.com
■発行日 毎週火曜日
■創刊 2009/4/16
■ご意見、ご感想、お問い合わせは ms1@samuraisourcing.com
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