ナレッジ  » 週刊 戦略調達 vol.57 2010.5.11

【週刊 戦略調達 vol.57 2010.5.11】
政府系企業といえども信頼してはいけない

【ストラテジックソーシングベンチマーク調査と「ストラテジックソーシ
ングスコアカードの活用で、調達・購買部門のベストプラクティスを取得」
勉強会のご案内】

弊社では、先般ご案内した通り、調達・購買業務のあるべき姿と日本の現
状、各社様の状況を明らかにする目的で、戦略調達(ストラテジックソー
シング)スコアカードを開発し、現在、この戦略調達スコアカードを用い
て、幅広い規模・業種を対象としたベンチマーク調査を実施しています。

既に、20数社以上から申し込みを頂いていますので、面白い集計、分析が
できる手ごたえを感じておりますので、是非ご参加頂きたく、よろしくお
願い申し上げます。

参加手順は、まず、お名前、所属企業・団体でのメールアドレス、貴社名、
部署名、電話番号を明記の上、タイトルを「戦略調達ベンチマーク調査申
し込み」として、このメールへの返信で構いませんので弊社宛にご連絡下
さい。折り返し、弊社より、ベンチマーク調査票とその後手順につきご案
内申し上げます。2010年7月を目処に、集計・分析結果を調査参加者に配
布する予定です。

提出頂いた内容は、調査の集計・分析に活用されるのみで、個別に外部に
公表することは決してありません。もしご要望があれば、守秘義務契約を
締結させて頂きます。

戦略調達スコアカードならびにベンチマーク調査の詳細は
http://www.samuraisourcing.com/service/benchmark.html をご覧下さい。

また、この度、このストラテジックソーシングスコアカードを用いて、調
達・購買業務のベストプラクティスは現在どのようになっているのか、貴
社がどの辺りにあるのか、それをベストプラクティスに近づけていくには
どのようにすればよいのかを自己評価する方法を研鑽する「ストラテジッ
クソーシングスコアカードの活用で、調達・購買部門のベストプラクティ
スを取得」勉強会を開催します。

■開催日程:6月2日(水)19:00~21:00
■アジェンダ概要:

1.戦略調達・ストラテジックソーシングとは

2. 戦略調達スコアカードの裏にあるフレームワークと、診断結果のサン
  プルレビュー

3.各23診断項目の解説と改善アプローチ
1) 全社的な調達戦略と調達機能の確保
2) 材別の調達戦略の立案能力と実行力
3) 調達の成果を上げるための手法
4) IT・ツールの活用

4. 勉強会参加社者の回答集計などを用いた診断結果の読み取り

5.戦略調達スコアカードの応用的利用方法

※アジェンダは状況により多少変更する場合がございます。悪しからずご
了承ください。
        
■開催場所:PE&HR社 hanzomon office(INSIGHT NOW!セミナールーム)
東京都千代田区麹町1-12-12 HOMAT hanzomon 4階
(東京メトロ半蔵門駅徒歩2分)
http://www.insightnow.jp/blogs/id/52

■参加料金:
・モニター特別価格:8,000円(税込)
・インタビュー掲載ご了承価格: 6,500円(税込)
【通常価格:15,000円(税込)】

■勉強会参加者特典

本勉強会の参加者の方々には、戦略調達ベンチマーク調査の参加者同様、
7月に配布を予定されているこの調査の集計・分析結果をもれなくお届け
しますが、それだけではなく、本勉強会参加者の方々限定の以下の特典
をご用意していますので、是非、ご参加頂ければと存じます!

・自主改善に必要となるスコアカードの構築フレームワーク
・調達・購買部門360度評価などのスコアカードの応用的利用方法
・希望される時には、弊社による貴社のスコアカードの総合評価、改善
方法の無償アドバイス

■詳細ならびに申し込み方法:
勉強会の詳細の確認と申し込みはこちら⇒
https://www.insightnow.jp/communities/application/71

(※webメディアのINSIGHT NOW!様主催のため、参加にはこちらへのユー
ザ登録(登録無料)が必要となります。)  

当調査や勉強会に関する質問などがございましたら、このメールへの返信
で構いませんので弊社宛ご連絡下さい。

※尚、今回の調査ならびに勉強会は、所属企業・団体の調達・購買・物流
関連業務に携わっている方向けに行っているため、企業・機関・団体様を
特定できない場合や、コンサルティング会社、ソリューション提供会社な
ど同業他社様からの申し込みにつきましては、お申し込みをお断りさせて
頂く場合がございますこと、ご了承願います。
    
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【今週のトピックス】

日本政府の100%出資会社の日本環境安全事業(JESCO)は、PCB(ポリ塩
化ビフェニール)に汚染された安定器(蛍光灯に使われる)の処理料金単
価を、2010年1月より1,810円/kgから29,400円/kgとこれまでの16倍に引き
上げました。

同社によると、この背景には、これまでの処理方法では処理が上手くいか
ず、新たな処理方法に切り替えたことによるものとのことです。

問題は、PCBの処理施設は全国5ヵ所にありますが、いずれもJESCOが所有
し、事実上、同社がPCB処理を独占する状況にあること、また、これから
製造するものではなく、既に発生しているものの廃棄処理の話なので、
PCBに汚染された安定器を抱える事業者にとっては、使用量の削減や素材
の代替といった代替手段が取れないという点です。

この単価変更による処理費用の増加は、国内合計では3000億円程度、特に、
PCBの毒性が判明する1972年以前に全国展開をしていた企業の負担が大き
く、NTTグループが300億円超、JR東日本で100億から200億円、パナソニッ
クで80億円弱と計算されます。(出所:日本経済新聞 2010年5月3日 11面
の記事より、弊社にて推計)

このような状況におかれると、取りうる手段としては、とりあえず様子見
で在庫費用を覚悟で時間稼ぎを図るか、あきらめて損失をかぶるか、ウル
トラCでJESCOの経営権を握るかの三つ位しか策はないのではないでしょう
か?

我われ調達・購買担当者がこのケースから改めて学ぶことは、このような
状況に追い込まれないようにするということに最善の注意を払う、たとえ
政府系企業であっても1社の取引先に首根っこをつかまれないようにする
ということです。

最善の注意を払っても、今回のケースのように、普及した後に有害物質が
含まれていることが発見され、処理が法制化され国に独占されるというこ
とが起こります。注意してさえそうなのですから、注意を払わなければ、
いかに簡単に自社がそのような状況に追い込まれるか想像するのは容易で
す。

今回のケースはレアケースと思われるかもしれません。しかし、鉄鉱石で
はヴァーレ、BHPビリトン、リオ・ティントが寡占化し、日本の購買力が
減少していることから、新日鉄や総合商社ですら、交渉の土俵に立てませ
ん。

こうした大きな話だけでなく、個々の企業でみると、「あの社長は信頼で
きる」「あの担当者はよくしてくれる」と取引先がよくしてくれることを
良いことに、取引先に任せっきりにしてしまい、その取引先がいないと業
務が回らないケース、つまり、実は取引先に首根っこをつかまれているケー
スは幾らでもあります。

しかし、取引先の担当者は先方の都合で異動します。今ではM&Aが盛んに
なっていますので、社長が信頼できた会社でも、資本が変わることによっ
て、経営スタイルががらっと変わることは日常茶飯時です。

たとえ、相手が政府系企業であっても、「もし、その企業が不当な値上げ
を要求してきたら、どのように対抗するか。」の問いを考えつつ、日々、
取引をする大切さを、今回のケースは教えてくれています。

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【株式会社 戦略調達からの他の情報提供のご案内】
■調達・購買コスト削減、業務改善にお悩みの方必見!「どこから始める
 調達・購買コスト削減?」セミナーテキストを無料配布】

弊社では、先般開催し、高い評価を頂いた「どこから始める調達・購買コ
スト削減?」セミナーテキストを無料配布しています。

詳細はこちら⇒http://samuraisourcing.com/news/post_10.html

セミナーテキストの申し込みは、タイトルを「どこから始める調達・購買
コスト削減セミナーテキスト希望」として、

    * お名前
    * 会社名
    * 部署名
    * 役職名
    * お勤め先メールアドレス
    * 電話番号

をご記入の上、ms1@samuraisourcing.com 宛に、もしくはこのメールの返
信にてお申し込み下さい。

※当資料の配布は、調達・購買・物流関連業務に携わっている方向けに行っ
ているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、コンサルティン
グ業やソリューション提供業の方の申し込みについてはお断りさせて頂き
ます。ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

■調達・購買から始める環境経営、環境調達.com
弊社では、喫緊の課題である環境問題に調達・購買活動から貢献すべく、
環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それに資する優良なサ
プライヤの紹介など、企業の調達・購買活動からできる環境経営に関する
情報発信を行う、環境調達.comを運営しています。

環境調達.comはこちら⇒ http://samuraisourcing.com/knowledge/green/

環境調達.comの開設に合わせて、毎週木曜日+都度、環境調達.comの新着
トピックスを無料でお届するメールマガジン「環境調達.com」の配信も開
始しました。メールマガジン「環境調達.com」のご購読はこちら(ご購読
は無料)⇒ http://www.mag2.com/m/0000293666.html

■調達・購買部門のマネジメントblog 「調達・購買部門の縦と横」
調達・購買部門のマネジメントのあり方について、1.部門マネジメント、
2.体系化、3.実践という弊社独自の視点により、ブログ形式でまとめ、弊
社サイトにご登録頂いた方に限り公開しています。詳細はこちら⇒
http://samuraisourcing.com/knowledge/blog/

※「調達・購買部門の縦と横」は、調達・購買・物流関連業務に携わって
いる方向けに行っているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、
同業他社様からの申し込みにつきましては、お申し込みをお断りさせて頂
く場合がございますこと、ご了承願います。

■調達・購買プロフェッショナル登録
当制度は、弊社でのポジションの有無に関わらず、調達・購買業務でキャ
リアを形成したいという方々に、希望する調達材カテゴリやご経歴などを
伺い、適したポジションの募集が生じた場合に、優先的にご登録頂いた方
へ働きかけるものです。

ご登録頂いた方には、定期的情報提供やトレーニング、各人の研鑽を目的
としたディスカッションセッションなどへのご招待といったメリットがあ
りますので、是非ご登録をお願いします。詳細はこちら⇒
http://samuraisourcing.com/recruit/recruit/entry.html

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【弊社のお勧め】

■『 中国調達とものづくりの現場から』(メルマガ)
バイヤーキャリア15年、中国調達7年の産機部品バイヤーのZhenさんの中国
調達実践論。その視点は、中国調達だけでなく、すべての調達に通じます。
無料購読はこちら⇒ http://www.mag2.com/m/0000241825.html

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【編集後記】

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

有料になりますが、「ストラテジックソーシングスコアカードの活用で、
調達・購買部門のベストプラクティスを取得」勉強会のご参加の程、よろ
しくお願い申し上げます。特に今回は、ベンチマーク調査は無料のため、
勉強会では対価以上の価値を感じて頂けるよう、

1. 自主改善に向けたスコアカードの裏に秘められた構築フレームワーク
2. 調達・購買部門360度評価などのスコアカードの応用的利用方法
3. 希望される時には、弊社による貴社のスコアカードの総合評価、改善
方法の無償アドバイス

と特典満載です。

ベンチマーク調査については、数社の方からご回答を頂きましたが、各社
様の特徴が現われた非常に面白い結果が出ています。

勉強会か無料のベンチマーク調査の何れかに是非ご参加頂きますよう、よ
ろしくお願い申し上げます。(山本)

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【週刊 戦略調達】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
 www.samuraisourcing.com
■発行日 毎週火曜日
■創刊 2009/4/16
■ご意見、ご感想、お問い合わせは ms1@samuraisourcing.com
  トピックスの選定や構成も皆様の声に合わせていきます  ので、ご意見、
  ご感想をお寄せ下さい。(このメールへの返信でできます)
■引用、転送などは、出所を明記して頂ければ、了承を得たものとします。
■よろしければお知り合いや職場の方々へ、この「週刊 戦略調達」をご
 紹介・ご転送下さい。「週刊 戦略調達」のご購読申し込み(ご購読無
 料)は⇒ http://www.mag2.com/m/0000288812.html

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