【週刊 戦略調達 vol.28 2009.10.20】
付加価値ではなく、価値を追求する
【環境調達.comへのご関心アンケートのご協力のお願い】株式会社 戦略調達 山本です。
環境調達.comへのご関心アンケートにご協力頂いた方はありがとうござ
いました。
弊社では、情報発信は読まれてこそと考えておりますので、あなたの「環
境調達.com」へのご関心についてのwebアンケートにご協力頂きたく、よろ
しくお願い申し上げます。「環境調達.com」を読まれていない方でも、こ
ういう情報があれば読むという事も伺っていますので、ご協力願います。
1分と掛かりませんのでよろしくお願い申し上げます!
アンケートはこちら⇒ http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=20269
回答数が不足していますので、まだの方はご協力よろしくお願い申し上げ
ます。今の所、読者も未読者の方もサプライヤの紹介よりも、LeanでGreen
な製品・サービス開発紹介をという事ですので、このままであれば、記事
の中心をそちらに移そうと考えています。
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【今週のトピックス】
先週、商品・サービス開発や原価企画にあたって、お客様の価値と、その
提供に掛ける手間やコストを分けて考える事、一方で、コスト削減だけで
は価格競争から抜け出せない事をお伝えしました。短期的なコスト削減だ
けでなく、米国ウォルマートやニトリのようなコスト構造を抜本的に変え
る継続的なコスト低減活動を行っても、価格競争を免れられるとは限りま
せん。
確かに、抜本的にコスト構造を変えるコスト低減活動に支えられた低価格
であれば、貴社は収益を上げ続け、小手先のコスト削減で価格競争を仕掛
けてくるライバルをふるい落とせます。しかし、他社も同じようなコスト
低減活動ができないかというと、ハードルは相当高いものの、経営陣がそ
の覚悟を持ち、経営資源をしっかり割り当て、進め方をちゃんと押さえ、
継続して続ければ、習得できる能力である事は否定できません。
それでは、有望と言われる新市場に進めば良いかというと、それ程単純で
はありません。中国政府は、9月下旬に、鉄鋼やセメントの他に、太陽電
池向けの多結晶シリコン、風力発電設備を生産能力が過剰な業種に指定し
ました。太陽電池や風力発電などの新エネルギー分野は、これからの成長
産業と目されている分野ですら、設備過剰は既に起こっています。
最近は金余りのため、有望市場には、マネーとその支援を受けた企業がす
ぐに殺到します。巨大資本が必要な設備分野ですら、巨大資本が参入障壁
とならないのです。このような環境下で新商品・サービス、新規事業によ
る成長を果たすには、資本体力に任せた徹底抗戦による消耗戦か、有望分
野と皆が気づく前に取組みを開始し、予め参入障壁を築くかの何れかの方
策しかありません。どちらも、これまでの日本企業が苦手としているもの
です。特に、前者は、大企業しか取り得ない戦略で、かつ、日本の石油化
学や半導体の超大手企業ですら上手く為しえなかった戦略ですから、多く
の企業にとって、より可能性があるのは後者の戦略でしょう。
しかし、後者の戦略では、誰もが有望と考えていない分野にリスクを取っ
て入っていく必要があります。そのためには、これまでの右肩上がりの成
長を前提とした商品・サービス開発とは異なる発想が必要です。それは、
「付加価値ではなく、価値を提供する」という発想で、商品・サービスの
提供を考える事と弊社では考えています。
付加価値という考え方に基づく商品・サービス開発では、今ある商品・サー
ビスに機能を付加する、素材・部品に加工を加えるという発想からなかな
か抜けられず、競争のない新しい価値の発見ができません。今求められる
のは、既存の商品やサービス、誰もが考える有望市場とは離れた圧倒的な
価値を見出し、それに基づき抜本的に商品・サービス、事業を組み立てる
事だと思われます。
ユニクロの柳井会長兼社長は、2009年8月期の決算発表の場で、西友や他
のスーパーなどが仕掛ける800円代の激安ジーンズなどの価格競争に対し、
「(売り手)みんながそれに集中すれば新しい価値は生まれず、価値のな
いものは生き残れない」と、価格競争とは一線を画す姿勢を明らかにしま
した。ここでも、付加価値ではなく、価値、新しい価値という言葉で、経
営の方向性が示されています。
調達・購買部門は、商品・サービスをお客様に届けるバリューチェーンの一
つですので、商品・サービス開発の方向性に合わせ、そこで必要となる機
能を提供していく必要があります。商品・サービスの開発の方向性が、こ
れまでの延長線上にない価値、新しい価値の提供に移るならば、調達・購
買部門の役割も、既存のサプライヤが自社の言いなりになるようにする事
ではなく、ゼロベースの発想で、これまで使われていなかった技術や素材
であっても、それらが圧倒的な高価値の提供に貢献するのであれば、それ
らが採択されるようにしていく事が求められているのではないでしょうか?
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信にてお申し込み下さい。
※当資料の配布は、調達・購買・物流関連業務に携わっている方向けに行っ
ているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、コンサルティン
グ業やソリューション提供業の方の申し込みについてはお断りさせて頂き
ます。ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
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弊社では、喫緊の課題である環境問題に調達・購買活動から貢献すべく、
環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それに資する優良なサ
プライヤの紹介など、企業の調達・購買活動からできる環境経営に関する
情報発信を行う、環境調達.comを運営しています。
環境調達.comはこちら⇒ http://samuraisourcing.com/knowledge/green/
環境調達.comの開設に合わせて、毎週木曜日+都度、環境調達.comの新着
トピックスを無料でお届するメールマガジン「環境調達.com」の配信も開
始しました。メールマガジン「環境調達.com」のご購読はこちら(ご購読
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■調達・購買部門のマネジメントblog 「調達・購買部門の縦と横」
調達・購買部門のマネジメントのあり方について、1.部門マネジメント、
2.体系化、3.実践という弊社独自の視点により、ブログ形式でまとめ、弊
社サイトにご登録頂いた方に限り公開しています。詳細はこちら⇒
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いる方向けに行っているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、
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く場合がございますこと、ご了承願います。
■調達・購買プロフェッショナル登録
当制度は、弊社でのポジションの有無に関わらず、調達・購買業務でキャ
リアを形成したいという方々に、希望する調達材カテゴリやご経歴などを
伺い、適したポジションの募集が生じた場合に、優先的にご登録頂いた方
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【編集後記】
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コスト低減だけでは、やはり、市場が縮小してしまいます。コスト低減に
よる圧倒的な価値の提供と、これまで使われていなかった技術や素材であっ
ても、ゼロベースの発想で最善のモノ・サプライヤの選定による圧倒的な
高価値の提供への貢献、調達・購買部門がこの二つの役割を果たす事で、
そのような状況を打破していきましょう。
繰り返しになりますが、「環境調達.com」へのご関心についてのwebアン
ケートにご協力頂きたく、よろしくお願い申し上げます。「環境調達.com」
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ますので、ご協力願います。1分と掛かりませんのでよろしくお願い申し
上げます!(山本)
アンケートはこちら⇒ http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=20269
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【週刊 戦略調達】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
www.samuraisourcing.com
■発行日 毎週火曜日
■創刊 2009/4/16
■ご意見、ご感想、お問い合わせは ms1@samuraisourcing.com
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