【週刊 戦略調達 vol.27 2009.10.13】
割高野菜でも客足が絶えないみずほの村市場に追随すべき!?
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の中心をそちらに移そうと考えています。
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【今週のトピックス】
茨城県つくば市にある農産物直売所「みずほの村市場」は安売り厳禁、同じ
農産物を出す場合、すでに出ている商品より安くしてはいけないのがルー
ルで、近隣のスーパーの特売価格の1.5倍程度の値段で販売しても客足は
絶えず、年間40万人が訪れるそうです。
(出所:日本経済新聞 10月7日 1面)
流行りの農業、国産農産物、零細農家の手作りの取組みと大手スーパーへ
の挑戦という事でマスコミでは好意的に取り上げられているようです。し
かし、敢えて言いますが、みずほの村市場の考え方は危ういと思います。
あくまでも供給者の論理で、消費者の目線が不足しているのを感じるから
です。
現在は味が良いという事で、お客様の支持を得ているようですが、この仕
組みは、もともとは、お客様に美味しいものを食べさせたいて頂くという
真摯な気持ちからではなく、農家の生産コストや生活水準を保てる価格設
定を求め続けるというコストオンの発想の結果生まれたものという事で、
順番が逆のような気がします。
みずほの村市場の姿勢は、日本のメーカーが1980年代後半のバブル期以降
続けてきた高付加価値戦略と似ています。「品質を磨けば、機能を色々つ
ければ、客は高い金を払ってでも買ってくれる」という発想です。そうし
た考え方は、いつしか、画一的に高品質、多機能=お客様が求める価値と
みなす発想に置き換わり、グローバル市場でのボリュームゾーンのマーケッ
トで日本が劣勢を続ける要因となっています。日本のお客様の求める価値
の変化に、多くの企業がまだ対応できていないのも、同じ要因からです。
実際にそうだという訳ではなく、あくまでも可能性の話ですが、みずほの
村市場の農家の方々も、今の成功に溺れ、「ウチの野菜は味が良いから、
みずほブランドだから、高く売っても良い」と考えるようになると、一気
にお客を失う事が予想されます。
こうした罠に陥らないようにするには、お客様の考える価値と、それを提
供するのに掛ける手間やコストを分けて考える必要があります。独占市場
でない限り、価値はお客様が決めるものと考えるのです。すると、お客様
が決める価値に合わせて、価格、掛けられるコストが決まります。いわゆ
るターゲットコスティングの考え方です。でも、これだけだと、価格競争
から抜け出せません。価格競争は自らを疲弊させるだけ。
さて、どうしたものか。
答えは、来週です :)
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【編集後記】
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
先週は誤って月曜日に配信してしまいました(><)
混乱させてしまいましたのであれば、お詫び申し上げます。
さて、今回のみずほの村市場、今は、消費者への影響が小さいから問題に
なっていないのかもしれませんが、そもそも生産者間のルールで価格をコ
ントロールするのは、カルテルにあたるのではないでしょうか?
農業法人だとカルテルは免除なのでしょうか?
繰り返しになりますが、「環境調達.com」へのご関心についてのwebアン
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ますので、ご協力願います。1分と掛かりませんのでよろしくお願い申し
上げます!(山本)
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【週刊 戦略調達】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
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■創刊 2009/4/16
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