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週刊 戦略調達 創刊号 2009.4.16
イトーヨーカドー2,400品目、ケーズホールディングス700品目値引き


【今週のトピックス】

イトーヨーカドーが衣料品・住まいの品合計2,400品目の、ケーズホールデ
ィングスが700超品目の全国一斉値下げを実施すると、相次いで発表しま
した。

同じ値下げのトピックスですが、調達・購買業務の意味合いは、それぞれ
異なります。

まず、イトーヨーカードの場合。

こちらの値下げは、原料価格の大幅下落、円高メリット、原材料・輸送コ
ストの低減、商品の大量発注、早期オーダー、低コストの産地シフト等に
よる取引先、取引条件の見直し、正に調達活動そのものによるものです。

平均値下げ率は衣料品28%、住まいの品18%との事で、単なる取引先への
値下げ要請では、到底達成しえない数字です。これだけの品目の一斉見直
しだと、かなりの労力が掛かったに違いありません。

一方で、毎回ぎりぎりの調達活動をしていれば、これだけのコスト低減は
できなかったのではという疑問も沸いてきます。ただ、相当数の品目に対
する日々の発注をこなす中で、毎回ぎりぎりの調達活動を行うのは難しい
のかもしれません。

日常の業務の中で、調達担当者は日々努力されていると思いますが、調達
活動は、情報収集、仕様・取引条件の見直し、取引先の開拓・見直しなど
非常に手間が掛かるものですので、こうした全国一斉値下げキャンペーン
に合わせて、調達活動のみを取り出して、集中的に見直してみるというの
は、コスト・経費削減の一つの有効な手法です。

次に、ケーズホールディングスの場合。

こちらの値下げは、省エネ家電のキャンペーンで、家電品のカテゴリと
(財)エネルギーセンターの「省エネラベル」の星数に応じて5~10%の
値引を行うものです。

こちらの値下げの原資は、「省エネラベル」が付いた商品の仕入値が自動
的に下げる訳ではないので、販売促進費かメーカからの協賛金ではないで
しょうか?

このケースの調達・購買業務へのポイントは、こうしたお客様のニーズ、
会社の戦略に合わせて、調達戦略、調達活動のウェイトをシフトさせる必
要があるということです(この場合ならば、優良省エネ家電メーカの開拓、
取引関係の強化)。やはり、調達活動には手間と時間が掛かりますので、
会社が機動的に施策を打つためには、調達・購買部門は、そうした動きに
合わせて前もって準備し、その原資を確保しておく必要があります。

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【編集後記】
最後までお読み頂き、ありがとうございました。今回が「週刊 戦略調達」
の第一号です。お役に立ちましたでしょうか?

トピックスの選定や構成も皆様の声に合わせていきたいと考えております
ので、ご意見、ご感想をお寄せ下さい。(このメールへの返信でできます)
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【週刊 戦略調達】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
 www.samuraisourcing.com
■発行日 毎週火曜日
■創刊 2009/4/16
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