【環境調達.com 第2号 2009.6.30】
花王、エコロジーを根幹に据えた新しい使命と環境宣言を提示
環境調達.comの開設を準備している時に、ある大企業からも同じようなメッセージが出されました。
その大企業とは?
花王です。
花王は、その新しい使命として、「エコロジーを経営の根幹に据え、清潔・
美・健康の分野で世界の人々の"こころ豊かな生活文化の実現"に貢献す
る企業をめざす」とするとのことです。
合わせて、新CIや環境宣言が出されましたが、最初は、実効の伴わない単
なるパフォーマンスと思っていました。しかし、環境宣言の中身を見てみ
ますと、「モノづくりのプロセスだけでなく、お客さまに使っていただく
中でも花王独自の技術を活かし、なるべく環境に負荷を与えない製品をつ
くっていきます。そして、原料調達や生産、物流、販売、使用、廃棄など、
製品がかかわるサイクルの中で消費者をはじめさまざまなステークホルダー
の方といっしょに実行できる、よりecoな方法を提案してまいります。」
と述べています。
弊社も、環境調達.comを開設するにあたり考えていたのが、単なる事務用
品や消費者向けのエコプロダクトの紹介では、地球環境の保全や環境経営
は進まない、あらゆる経済活動を環境負荷低減の観点で見直す必要がある
と考えていたので、製品がかかわるすべてのサイクルでecoな方法を提案
という花王の視点にはピンと来るものがありました。
そして、もう一つ目に留まったのが、「エコテクノロジーリサーチセンタ
ー」を約160億円を投じて新設するというものです。
当センターは、中核となる本館研究棟(呼称:「ETRC本棟」)、製品のス
ケールアップ研究を行う「パイロット研究棟」、植物の育成研究を行う
「植物・バイオマス研究棟」で構成され、ETRC本棟内には環境技術経営研
究室や環境の先端技術を体験できる「花王エコラボ ミュージアム」、生
活者との交流エリアとして、環境の先端技術を体験できる「花王エコラボ
ミュージアム」も開設するとの事です。
正直、これだけでは、160億円の投資の内、どれだけが本当に環境負荷の低
減に直結するもので、どれだけが建物、どれだけが広告宣伝のために使わ
れているか分かりませんが、単なる言葉だけでなく、実際の行動が伴われ
ている事を、弊社では好ましく評価しています。
また、今回の花王の取組が示してくれている事は、1.小手先の取組では
不十分で、あらゆる経済活動を環境負荷低減の観点で組み直さなければな
らない事を、大企業も認識しつつある、2.大企業であっても、具体的な方
策はこれからで、試行錯誤の段階である、という事ではないでしょうか?
真の環境経営の実現はこれからです。あなたも一緒に、できる所から始め
ませんか?
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【貴社の取組事例や優良サプライヤ様を無料で応援させて頂いています】
弊社では、企業規模やブランドに関わらず、本当に良いモノが売れる社会
に微力ながらでも貢献したく、弊社が評価する環境負荷を低減する商品・
サービスの開発事例や優良サプライヤ様について、この環境調達.comや、
弊社のお客様や調達・購買部門の方々などに対する弊社からの情報発信を
通じて無料でご紹介させて頂いています。
是非、貴社の環境に配慮した優れた商品・サービスの開発事例や優良サプ
ライヤ様について、情報をお寄せ下さい。
弊社が応援するのは、
1.既存の商品・サービスに対して競争力を持つこと
2.実際に環境負荷を低減するもの
3.環境負荷の低減効果を証明できるもの
といった条件を満たす商品・サービス、サプライヤ様です。
この三点を弊社が評価できるものであれば、お寄せ頂く情報の様式は自由
です。環境負荷を低減する優良商品・サービスの開発事例やサプライヤ様
の情報は、このメールにご返信頂くか、ms1@samuraisourcing.com宛にお
送り下さい。評価やご紹介にあたって料金は頂戴しませんので、是非ご連
絡頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
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【編集後記】
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
正直、花王さんの取組のコンセプトは弊社と近いものを感じますが、具体
的な取組には、宣伝臭と箱物行政の観も否めません。取組の結果、製品や
業務のあり方の変化など、具体的にどんな成果が出てくるのかを、早く示
して頂ければと思います。
2011年2月に全研究施設が完成するとの事なので、完成したら、是非、一
度、取材させて頂ければと考えています。
(中ノ森)
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【環境調達.com】
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